ファイナンシャルプランナーの難易度
ファイナンシャルプランナーの難易度は、目指すところによって異なってきます。例えば、基礎資格である3級FP技能士は、主婦が家計のやりくりのために取得する資格として人気ですよね。ファイナンシャルプランナーの難易度は、職としてではなく個人的な目的として得る資格ならばとても低く、学びやすい資格です。
ファイナンシャルプランナーの難易度を職として見てみると、例えば金融機関などの窓口業務としてとりあえず資格をと考える場合には、それほど難易度は高くはないですね。ただ、ファイナンシャルプランナーの難易度を独立FPとして考えた場合には、信用・信頼を得る看板がありませんから、上級資格取得が必要でかなり難易度は高くなってきますね。
また、ファイナンシャルプランナーの難易度は、金銭面でも高いと言わざるをえません。ファイナンシャルプランナーとして働いていく上で、AFP資格やCFP資格を目指す人も多いですが、受験資格である研修費や協会登録の入会費・年会費と、何かと出費が多い資格ですね。
難易度は、若いうちなら厳しいほど高く、お金がないから試験を受けられないという人もいるでしょう。ファイナンシャルプランナー試験の難易度は、まだ一定に保たれてはおらず受ける年によっては3級でも難しかったりしますが、諦めず挑戦していってほしいなと思います。
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ファイナンシャルプランナーの合格率
ファイナンシャルプランナーの合格率はどのくらいなのかを、金財の2002年〜2009年1月までの試験結果をもとに調べてみました。ファイナンシャルプランナー3級の合格率は、学科で74%、実技・個人資産相談業務で56%、実技・保険顧客資産相談業務で62%となっています。
ファイナンシャルプランナー3級の合格率は、高い年度で90%を超える試験で、年々下がりつつあるものの学科に関しては、ほぼ受かる試験と言っても良いと思います。ファイナンシャルプランナー2級の合格率は、学科で22%、実技・個人資産相談業務で38%、実技・中小事業主資産相談業務で42%、実技・生保顧客資産相談業務で38%、実技・損保顧客資産相談業務で53%となっています。
ファイナンシャルプランナー2級の合格率は、3級に比べぐっと低いですが、他国家資格検定と同等の試験と言っていいと思われます。しっかり勉強し、経験をつむことで2級取得も難しくはないでしょう。ファイナンシャルプランナー1級の合格率は、学科で11%、実技・資産相談業務で79%となっています。
ファイナンシャルプランナー1級の合格率は、数値でも分かるように取得困難な資格です。長期実務経験をつんだ人でも難関と言われる試験で、ファイナンシャルプランナーという仕事の奥深さを感じ取ることができますね。
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