ファイナンシャルプランナー実技試験
ファイナンシャルプランナーの実技試験は、自分の得意科目を選択して受験します。ファイナンシャルプランナー3級実技試験は、「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」の2つのどちらかを選びます。
ファイナンシャルプランナー2級実技試験は、「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」「資産設計提案業務(日本FP協会)」のいずれかを選びます。ファイナンシャルプランナー3級実技試験は、圧倒的に個人資産相談業務を受験する人が多いですね。
ファイナンシャルプランナー3級実技試験に保険顧客資産相談業務を選ぶ人というと、例えば保険会社に勤めている人なんかは得意分野にあたりますよね。FPの2級実技試験で、日本FP協会のデータを見てみると、個人資産相談業務は同様に多くの受験者がいますが、こちらでは資産設計提案業務を選ぶ人がほとんどですね。
ファイナンシャルプランナー実技試験で選ばれる科目は、資産統計、個人、生保、中小、損保の順となっています。得意分野が分からないという人は、受験者数で選ぶもよし、合格率で選ぶもよし、合格者数で選んでもよしですね。できれば学習中に得意分野を見極めておくと、合格率が上がりますよ。
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ファイナンシャルプランナーの受験資格
ファイナンシャルプランナー3級の受験資格は、金財によると「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」とあり、つまり誰でも受験することができます。ファイナンシャルプランナー2級の受験資格は、3級FP技能士またはFP業務2年以上の実務経験が必要です。
ファイナンシャルプランナーAFP資格の受験資格は、AFP認定研修を修了する必要があり、修了後に2級FP技能検定合格することでAFP資格と2級FP技能士の資格を得ることができます。ファイナンシャルプランナーCFP資格の受験資格は、AFP資格認定が必要で、第1日目の試験日には20歳未満の人には受験資格がないので気をつけましょう。
また、ファイナンシャルプランナーCFP資格の受験資格は、日本FP協会認定の大学院で課程修了した場合にも得られます。ただし、課程修了後7年以内に6科目に合格しない場合は、受験資格が失効します。ファイナンシャルプランナー1級の受験資格は、2級FP技能士で実務経験が1年以上、または実務経験5年以上が必要です。
また、CFP資格取得者にも受験資格は与えられ、CFP資格の合格者には学科免除が認められます。つまり、CFP資格合格者は実技試験のみとなります。ファイナンシャルプランナーの受験資格である、2級・1級技能士は、金財、日本FP協会どちらで受けても認められます。例えば、2級を日本FP協会で合格し、1級を金財で受けることも可能です。
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